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はい、どーも僕です。
にくだるまんです。
（＠nikudarman）
僕ってこんなやつ！
- 介護未経験から
1年半で老人ホーム施設長 - デイサービス相談員兼任
- 介護福祉士
（介護業界歴は10年目） - 見てきた利用者さんは
デイも併せて200人以上 - 小遣い1万円
- 嫁1人子供3人の大黒柱
外出レクは気を付けなあかんことたくさんよ！
そうなん？
楽しそうなだけな感じするけど。
もちろん楽しい！
けど、危険もたくさんなのよ！
高齢者だし、体調悪くなったり、思いもしないことが起こったりするから！
それは、怖いな！
5年以上、外出レク計画・事項を担当してきた僕が注意点や、計画の仕方を全部教えちゃいます！
この記事の通りに準備すればOK！
たくさん失敗して来たから洗練されてるはず！笑
・外出レクを担当している
・計画の立て方がわからない
・事前に気を付けることがわからない
・デイサービスでの外出レクの取り扱いがわからない
ほな、いこか！
外出レク開催予定日の1ヶ月前から始めましょう。
みんなが楽しめる場所を選びます。
高齢者の方でも、寺巡りとかじゃなくていいと思います。
最近、流行っているカフェとか、インスタ映えスポットなど。
新しい経験を一緒にしてみるのもおすすめです。
施設からの距離、移動時間の計算をしておきます。
基本的にはGoogleマップ使えばOKです。
多分、予算申請しなきゃいけないと思いますので、ガソリン代まで試算するでしょう。
その時の為に、確認しておきましょう。
後で紹介しますけど、行く予定のお店・施設に確認しておきましょう。
また、道中に寄る施設の情報も必要です。
長旅になる場合には、途中でトイレ休憩が出来そうな場所も探しておきましょう。
その施設の情報も確認が必要です。
なんせ、行く予定がある場所全ての情報を集めておきましょう。
行く場所・日時や、一日の流れが決まったら、お知らせの書面を作成しましょう。
参加・不参加も記載し出来るようにしておくと確認が楽です。
入居者様に配布します。
回収の期限は決めておきましょう。
僕の経験上、配布したその場で大体答えてくれます。
本人様だけでの確認が難しい場合は、ご家族様にも確認が必要です。
参加費などが必要な外出レクもありますので、必ず確認して下さい。
後で、問題になることもあります。
どの車で行くのか。
車椅子の方は何名参加か。
参加者様のバランスみて、職員は誰を連れていけば安心か。
参加者様同士の席の配置で問題はないか。
当日、決めるんじゃなくて事前に決めておきましょう。
当日のタイムテーブルを作ります。
職員用です。
ある程度、時間を決めておかないと無茶苦茶になります。
同行する職員さんとも共有しておく必要があります。
完全に守る必要はないですけど、おおまかな時間の流れを作っておきましょう。
タイムテーブルまで作ったら、当日に同行してもらう職員さんへ申し送りです。
当日の流れ、どの入居者様が参加されるのか、準備しておいて欲しいことなどを報告します。
さぁ、当日です。
これだけ準備しても、何かしらのハプニングが起こります。笑
落ち着いていきましょう。
行く予定のお店・施設で確認しておいて欲しいリストです。
- 座席
- 通路
- トイレ
- 入口
- 予約
- 駐車場
- 会計
- 食事
僕が実際に確認するのは、このぐらい。
細かく見て行きましょう。
車椅子のまま対応出来るのか？
カウンターでしか対応出来ないのか？
車椅子の利用者様と席が離れてしまう場合があります。
そうなると、職員の手が足りなくなる可能性が出ます。
事前の確認が必要です。
通路の幅を確認しておきましょう。
車椅子が通れるか、通れない場合は通路前に席はあるのか確認。
店内は広いが、トイレ前の通路が異常に狭いお店などあります。
チェックが必要です。
多目的トイレはあるか？
ない場合には、トイレまでの通路は車椅子が通れるか？
トイレ内に手すりはあるか？
これを確認しておきましょう。
恐ろしいことになります。
段差はないか？
スロープはあるか？
オシャレな店になれば、なるほど、段差を付けたがります。
何よその偏見は。
車椅子の段差介助出来れば、まぁ問題ないんですけどね。
出来ればしたくないじゃないですか。
確認しときましょう。
予約が可能かどうか？
たまに予約ができないお店や、施設もあります。
だいたいはできますけど。
あとは、繁盛する時間帯以外なら大丈夫ってお店も。
そもそも、予約システムがないお店もあります。
高齢者施設のレクで企画していて、
高齢で余り待つと身体に触るので・・・
なんとかなりませんか？
もの凄く申し訳なさそうにお願いするのがコツです。
以外と、OK頂けます。
立体駐車場であれば、車高の高さを確認しておきましょう。
平面駐車場があるのならば、平面の方が確実です。
自社の車の車高と、駐車場の高さの確認は必須です。
調べんと言ったら、天井スレスレの時あったから。笑
個別会計は可能か？
1人1人払えた方が、時間はかかりますが、確認が楽になります。
会社で全部立て替えて、後で徴収できるのなら、それが一番いいです。
食事形態の変更が可能かどうか。
刻み食などの対応が出来るか？です。
ミキサー食、ペースト食が必要な入居者様はちょっと厳しいかもしれません。
そこまでやってくれる店は見たことないです。
お寿司屋さんで、手毬寿司にしてくれたり、ネタを半分にしてくれたりはありました。
対応が不可の場合は、職員で細かく切ってから提供になったりします。
その場合は、ハサミやナイフ持っていかないといけないので、事前に確認しておきましょう。
- 体温計
- 血圧計
- リハパン・パット（予備）
- 車椅子（予備）
最低限、これだけは絶対に必要です。
他にも、利用者様の状態・状況に応じて必要な物が変わります。
外出中に起きたら困ることに対応できるように準備しておきましょう。
そもそも、その可能性が大きい利用者様は残念ですが、参加を控えて頂きましょう。
他にも、エプロン、ティッシュ、ハサミ、食後薬。
個人、個人で必要な物持って行きます。
寺に花見に行った時に、トイレが和式だったんですね。
事前に、トイレも済ませて行ったんですが、
急に腹が痛くなることもありますわな。
車椅子の方で、ギリギリ立位保てる方。
おもっくそ抱えながら、膝と膝でロックして中腰キープ。
なんとか無事に、排便をしました。笑
これ、僕がスーパー力持ちだから出来たこと。
この時は、自分がデカくて良かったと思ったよね。
この経験から、トイレの中まで確認するようになりました。
時間短縮のために、事前にメニュー確認して、何を注文するかを全部決めて行きました。
が、しかし！
季節のメニューが変わってる！！！
選んでいたメニューがない！笑
一から選びなおし、めちゃくそ時間かかりました。
わかる方はわかると思うんだけど。
メニュー決めるの時間かかるのよ。
この経験から、メニュー決めは近々になってから。
WEBサイトだけの情報を信じずに、最終お店に確認するようになりました。
飲食代、お土産代などなど。
外出レクでしか外出しない入居者様もいらっしゃいます。
タガが外れ、中国人もビックリの爆買いをする方もおられます。
お土産買って、いざ昼食って時に、残金なし！
いや、まだあるって言うてたやん！
僕のお小遣いは月1万。
時と場合によっては、手持ちがないことも。笑
他の入居者様から借りたりして、何とかしましたけども。
この経験から、会社のお金をなんぼか持って行くようにしましたし、
出発前に、参加者の手持ちの金額を把握するようになりました。
調子に乗って、夕食時間ギリギリまでの日程を組み、
遠方まで外出レクを実施したときのこと。
帰宅ラッシュとぶつかり、渋滞に巻き込まれました。
夜勤の人、入居者さんいなくてビックリしてた。笑
この経験から、時間に余裕を持ったプランを組むようにしました。
ギリギリまで楽しみたい気持ちを抑える大人になりました。
これは、しょうがないけどさ。
季節イベントは読みづらい。笑
だいたいこのぐらいだろうと日程組んで。
あとは、ニュース見ながら日々祈る。
職員の配置や、都合もあるから日程はずらせない・・・。
まだ咲いてない、散り終わった両方経験あります。
そんな時は、
はい、今日の枝見ツアーですけれども・・・
と、最初から「枝見ツアー」と言い切る。笑
笑いで誤魔化しながら、ツアーを強行。
桜の咲いてない花見ツアーなんか体験でけへんでー
などなど、不満を言われる前に全部言う。
この経験から、鉄のメンタルを手に入れました。
とある、お土産屋さんに行った時のこと。
通常の観光客も入り混じり、大量の人混み。
認知症の方には、もちろん職員付きっきりですが、ある程度、自由に動き回れる方には時間と集合場所だけ伝えてたんです。
住宅型だし、普段から自由に出歩いてる方。
大丈夫だと思ったの。
まぁ、時間になっても現れない。
結構な広さの商業施設だったので、迷ったか？
さんざん探し回った結果。
店舗外の喫茶店でお茶しとる！
自由か！！！！！！
この経験から、自由と言っても必ず職員がつくようにしました。
グループに分かれて行動ですね。
事前のGoogleマップでの確認では、エレベーターがあった。
よし。
車椅子の方でも問題ないな！
当日、行ってみると点検中。
え、嘘だろ・・・。
残るは、20段以上の階段。
抱えましたよね。笑
営業中に点検すなよ！
この経験から、Googleマップでの確認だけでなく前日に最終確認入れるようになりました。
デイサービス（通所介護）でも、外出レクを行うことは出来ます。
ただし、かなり条件が厳しい。
介護保険法8条7項には、「当該施設で～」と記載があります。
基本的には、施設内でサービス提供を行いましょうということですね。
以下の条件を満たせば、外出レクは可能です。
- 外出についてあらかじめ通所介護計画に位置付けられていること
- 外出することで効果的な機能訓練等のサービスが提供できること
- 屋外でのサービスが頻回でないこと
- 屋外でサービスを提供する際に、屋内での通常のサービスを希望する利用者に対しても、人員基準等を満たしサービスを提供すること
また、都道府県によっても解釈が違うので、自分のところの介護保険課に確認することは必須です。
返還の恐れもありますので慎重に。
都道府県による！
僕の感覚では、車に乗ってるだけのツアーは違反。
目的地に到着し、現地を散歩（歩行訓練）しながらはOK。
もちろん、入浴や食事も行った後で。
通常のレクリエーションの時間のみ、外出レクを行う。
まぁ、1時間～1時間30分ぐらいでしょうか。
事業所の年間計画にも入っていて、通所介護計画書にも外出の記載がある。
その上で、人員配置も守りながらの実施なら問題ないでしょう。
最終は、自治体に必ず確認してくださいね？
今までで突っ込まれたことはない！
気分転換に外出をし、季節を感じてもらう。
その際に、いつもとは違う段差や土、砂利などの地面で歩行訓練を行う。
そうすることで、施設では実現できない実生活に近い形の歩行訓練を行うことが出来る。
気分転換に外出をして頂く。
店内を歩きまわる歩行訓練と同時に、商品の剪定、財布から小銭などを出すときの巧緻訓練を実施。
支払い時の金額計算においても、脳トレにもなり総合的な訓練を実施する。
訪問介護で依頼するだけではなく、自身で選ぶことで満足感も得ていただく。
気分転換に外出をして頂く。
店内を歩きまわる歩行訓練と同時に、商品の剪定、財布から小銭などを出すときの巧緻訓練を実施。
支払い時の金額計算においても、脳トレにもなり総合的な訓練を実施する。
自由に外食が出来ない状況で、普段とは違う食に触れて頂き、食に対する意欲を高める。
その結果、健康維持を目的とする。
まぁ、屁理屈やね。笑
監査で突っ込まれた時に、どんなけ上手く返せるかが勝負！
- 当日に判断することを減らす
コレ一択やで！
当日は、思ってもみないことが起こる可能性があります。
ですので、事前に考えられることについては準備しておく必要があります。
人が一日に判断できる回数ってきまってるらしいで。
知らんけど。
その余力を残しておくことが大事です。
不安材料をどれだけ減らせるかがカギです。
周到に準備して、外出レクを自分も楽しみましょう！
施設内での介護ばっかりだとイヤになってくるでな！
外出レクの事前チェックシートと、タイムスケジュールのひな型も置いておきます。
よければ使って下さい。
※Excelファイルです。好きに改変してください。
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管理者兼現場もやってるので、実用的なレクリエーション記事あります！
考える時間を削って、早く帰って家族と過ごすなりしましょう！
使えるものはどんどん使う！
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